断捨離!たまったビジネス書は、こうしてこう

たまったビジネス書をどうするか?

ビジネス書って、ついつい買っちゃうんですよね。

ただ、一回読み終わると、二度と日の目を見ないのが、ぼくの「ビジネス書あるある」です。

ほんともったいないですよね。
これからの人生を豊かにする言葉が、多く詰まっているはずなのに、書かれていたことは忘れていくうえに、読み返すこともない。
上海にいったものなら、もう決して読み返す機会はないでしょう・・・。

この無駄感をプラスの方向に転換させたい!なんとかナランチャ?

ということで、まっさきに考えたのは、ブックオフで売ることだったんですが、やめました。
多少お金がプラスになっても、自分がビジネス書に投資した金額に比べたら、虚しさしか残らないなあ、と。
上海でチンジャオロース定食を食べたら、すぐにチャラになってしまいそうだなあ、と。

そこで、1冊1冊をもう一度パラパラ見直して、いまビビっとくるところだけ、切っちゃうことにしました。
切り取ったページは、スキャンしてiPadに入れて、上海にもっていき、定期的に見返す。

これであれば、少しは無駄からプラスへの転換になってるんじゃないでしょうか。

思いついたらやってみる

こんな感じで、ビビッときたところに蛍光ペンを引いて、ページはカッターでザザっと切っちゃいます。
この鈴木敏文さんの『働く力を君に』(講談社)は、多く切ったほうで16ページくらいです。

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今後を考えたときに「インスピレーションを受ける内容」か「自分を鼓舞する内容」である箇所だけピックアップします。
もっと良い内容もあったかもしれませんが、パラ読みなので、飛ばしたところは縁がなかったということでいいか!と思ってます。

逆に、外国のビジネス書は、エピソード多めで章末に言いたいことがまとめられてたりするので、目次ページだけ切り取って、それらを簡潔に目次の下に書き込んだりしました。

思わぬ発見に嬉しくなったりもする

100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』(マガジンハウス)は、元「暮らしの手帳」編集長の松浦弥太郎さんが、自らの「基本」として意識している100項目が書かれた本なんですが、こんな項目がありました。

3ヶ国語を話せるようにする。

これは、自分の中の絶対条件であり、大切な自分プロジェクトのひとつです。外国人とダイレクトに話せるなんて、実にすごいことです。(-中略-) 母国語を入れて3ヶ国語なので日本語と英語と中国語。年齢が若ければなおさら必要不可欠な、自分プロジェクトだと思います。

これから中国語と英語を学びにいく身として、すごく嬉しくなっちゃいました。
買った当時は、珍しく何回か読み返したはずなんですが、覚えてないものですね。

もしかしたら、今回に限らずに半年に一回くらいは、買った本に対してこういう作業をしたほうが良いのかもですね。

iPadで読むなら「i文庫HD」が良いと思う

すべての本のパラ読みと切り取りが終わったら、一生懸命切ったページたちを、スキャンしていきます。

ぼくが使ってるのは、富士通の「ScanSnap iX100-B (A4/片面)」です。価格も他と比べてお手頃で、コンパクトで置く場所に困らず、スキャンも早いのでスグレモノだと思います。

スキャン中、こんな感じです。

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スキャンしおわったら、ファイルを「i文庫HD」にインポートしていきます。

「i文庫HD」は、840円する有料アプリなのですが、「右開き・左開きが選択可能」かつ「ページをめくってる感」があるので、ぼくの目的にとてもフィットしています。

i文庫なら、多くの文学作品など無料でインターネット上に公開している電子ライブラリ「青空文庫」の書籍コンテンツが手軽に読める!

 

実際に読んでいる画面、こんな感じです。

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(『シンプルに考える』ダイヤモンド社)

何かあったときに立ち返れる心強さ

入れたファイルをすべて読み返しても、そこまで時間がかからないので、曜日と時間を決めて定期的に読み返すのが良さそうです。
日々のなかで、どうしても基本からブレていってしまう自分がいるので、定期的に自分に刺激を与えたいですね。

 

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